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クロックナーペンタプラスト社の紹介

Pentapharm®フィルム新技術医療器具包装のためのPentamed®フィルム

ロゴ

クロックナーペンタプラスト グループは、印刷用、特殊用途ともに、固形製剤、食品、医療器具およびコンシューマー用包装材に用いられるフィルムを生産する世界のリーディングカンパニーです。

クロックナーペンタプラスト グループ=kp社は1965年ドイツ、モンタバウアに設立されて以来、11カ国に17生産工場を有するまでに成長致しました。

kp社の工場は、ISO 9001:2000, 9001:2008および14001:2004認証を取得しており、GMPおよびHACCPの基準に基づいて生産しています。kp社のフィルムはいずれも最新のGMP標準で最も厳密に管理された環境で生産されています。製品の品質は、FDA、HPB、Ph Eur、SFDAなどに適合するかそれ以上です。

  • FDA DMF#3764と#14708
  • カナダ DMF#8933
  • 欧州薬局方
  • SFDA(中国国家食品薬品監督管理局)

kp社のPTP用フィルム/Pentapharm®は、世界のPTP用フィルムの中でも最も種類を取り揃えております。貴社の ニーズに合ったフィルムがない場合、弊社の技術者は、貴社仕様の設計を致します。弊社の目標は、どのような用途に対しても最適な製品を提供することです。

地図

 

Pentapharm® 単層フィルム

低度の防湿層で充分な固形製剤に適した単層フィルムです。可塑剤無添加のこのフィルムは様々なPTP包装に幅広く適応できます。

kp社単層フィルムは、ホモポリマー、コポリマーおよび高分子コポリマーフィルムで供給可能です。これらのフィルムは以下のような特性があります。

  • 優れた透明度、耐薬品性、熱成形性、および寸法安定性
  • ラミネート加工やコーティングに対して優れたベースフィルムとなります。
  • 貴社の生産性を最適化するために様々な厚さ、色、品質をとりそろえております。

 

Pentapharm® バリアフィルム

kp社はより厳格な防湿・防ガス効果を必要とする固形製剤用にPentapharm®バリアフィルムを開発しました。バリア機能が高く可塑剤無添加のフィルムで、製品を最適な状態で長期保存することを保証いたします。kpバリアフィルムは以下の特徴を有します。

  • 幅広い用途の蓋材に対する優れたシール性
  • 優れたな強度と寸法安定性、収縮を抑え、ネックダウンを最小化致しました。
  • 正確な指標レジスタ
  • 硬度に優れているため箱詰めが容易で取り扱いやすく、フィルムの外観も向上致しました。
  • すぐれた機械加工性によりポンド・重量当たりの歩留まりも向上致しました。

 

※Pentapharm® は Klöckner Pentaplast GmbH & Co. KGの登録商標です。

Pentapharm® alfoil® フィルム

photo02中程度から高度のバリア層の用途に対し、様々な種類のフィルムの組み合わせと特性コーティングを施したPentapharm® alfoil® PVdCコートティングフィルムが利用できます。このフィルムは貴社の製品を最適化することが出来、さらに表面コーティングを改良したSGタイプの開発により ライン上の生産効率が高くなりました。

クロックナーペンタプラスト社のフィルムは、すぐれた熱成形性とシール性を有し、材料節減および高い生産性をお届けします。当社のフィルムは構造の種類が豊富ですので、特注品同様の性能を得ることができます。

 

Pentapharm® alfoil® SG フィルム

Pentapharm® alfoil® SG フィルムは、性能をさらに改善しております。このPVdC系新製品は摩擦係数を低下させ驚異的にフィルムのすべり特性を改善し、数多くの利点が生じました。Pentapharm® alfoil® SGフィルムによリ生産ライン効率とブリスターマシンの材料処理能力が高まります。

生産ラインでは、予熱板での引付きを防ぎ熱成形中のフィルムが着実に流れるようになります。より均一となった熱成形によりPTPポケットにバリア性の改善をもたらします。

  • 冶具の特殊コーティング、プラテン及び金型表面の事前加熱が必要なくなります。
  • 錠剤やゲルカプセルまたはソフトゲルカプセルの充填率が向上します。
  • SGフィルムにより 金型からのフィルムの剥がれやすさ、ブリスターパック同士の剥がれやすさを大きく改善いたしました。
  • PTPシートが従来品より平坦に重ねられるので作業効率が増大し、製品のアピール度が増します。

クロックナーペンタプラスト社製Pentapharm® alfoil® SG フィルムは固形製剤や栄養補助食品にも適し、中等度から高度の水分透過バリア層や酸素バリアのPentapharm® alfoil®のフィルム構成に利用できます。

  • SGフィルムは、現在供給可能なすべてのグレードの非SG品と同じ物性です。
  • Pentapharm® alfoil® SG フィルムはいずれも、製品規制上の要件を満たし、DMFに登録されております。。
  • Pentapharm® alfoil® SG はPVC単層フィルムと同じ温度域で熱成形され、一般的なPVC工具で流すことができ、標準的なビニル製蓋材にもシールできます。

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※Pentapharm® と alfoil® は Klöckner Pentaplast GmbH & Co. KGの登録商標です

Pentapharm® ACLAR® フィルム

photo02Pentapharm® ACLAR® ラミネートフィルムは、中程度から超、超高度バリア層に適し、高い透明度を示します。極めて高度のバリア層のニーズに対するもうひとつの解決策となり、その性能はさらに向上しています。すぐれた温度安定性を示し、一般的設備と工具で加工できます。ACLAR®フィルムは化学的に不活性であり、黄変しません。

  • この製品はすぐれた温度特性と化学特性を有し、化学的に不活性です。
  • このフィルムは様々なバリエーションがあります。
    ACLAR®/PVC 、ACLAR®/PE/PVC、PVC/ACLAR®/PVC、
    PVC/PE+EVOH/ACLAR®

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Pentapharm® ACLAR® S03 フィルム

Pentapharm® ACLAR® S03は、特に高速生産が可能になるように設計されたバリアフィルムです。高い防湿度と高いSpecを必要とする固形製剤および栄養補助食品に最適です。

  • Pentapharm® ACLAR® S03は、対称性3層構造(PVC/ACLAR®/PVC)であり、PVCをACLAR®でラミネート加工した、kp社しか取扱いのないフィルムです。対称構造のフィルムを用いることで、PTPシートの箱詰め作業の効率が改善されます。
  • Pentapharm® ACLAR® S03 対称3層構造のフィルムでは、非対称性構造のフィルムよりも PTPポケットの防湿度を改善させることができます。
  • PVC単層フィルムと同じ温度域で熱成形され、PVC表面の摩擦係数は低く、予熱板に引付くことはなく熱成形時の材料の流れを安定させます。
  • 一般的なPVC用の工具で加工され、標準的なビニル製蓋材にシールされます。さらにコーティングしないでもビニル製面シールカードに超音波シールができます。
  • Pentapharm® ACLAR® S03 には、中程度から超高度防湿層までのACLAR®フィルムのすべての種類を利用できます。

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※Pentapharm® はKlöckner Pentaplast GmbH & Co. KGの登録商標です。
ACLAR® はHoneywell International Inc.の商標です。

Pentapharm® フィルム新技術

kp社では、常に硬質フィルムの開発につながる新たな技術を探求しています。当社の革新的業績によって材質は改良され、すぐれた実績を上げ経費を削減できます。

Pentapharm® kpVantage® ポリエステルフィルム

硬質ポリエステルフィルムおよび信頼性の高いPTP用フィルムの生産における世界のリーディングカンパニーとして、次世代のPTP用フィルムPentapharm® kpVantage®フィルムを開発いたしました。Pentapharm® kpVantage®には幅広い種類の構成のフィルムがあり、いずれもPTP用フィルムのニーズに適した高性能ポリエステルフィルムです。この革新的なフィルムは、包装に関するすべての要素を維持したまま 現行の機械で加工できるように企画されました。工具、蓋材、包装の設計の変更を必要としません。

Pentapharm® kpVantage®フィルムは、低度防湿バリアで充分なPTP用の単層フィルムとしても使用できますが、水分やガスからさらに保護を必要とするPTP用にフィルムをラミネート・コーティングすることも可能です。

  • 設備の修正や新たな工具や特殊な道具を必要とせず既存の包装生産ラインで加工できます。
  • 通常のヒートシールの温度域内で既存の蓋材を用いて加工できます。
  • 最適な熱成形を可能にする成形帯を広く設定できます。
  • 低温で成形できるので、使用エネルギーを節減し生産ラインの速度増大が可能となります。
  • 型抜きや穴あけができ、糸挽きが生じません。
  • 一般的な接触面となる材料を使用して 幅広い範囲のバリア機能を利用できます。
  • ネックイン現象を伴わずに一貫して製造工程が進めることができます。
  • 切断刃を磨耗させずに容易に切断できます。
  • 比重が軽くなり収率が増大します。ポンド・キロ重量あたりの歩留まりを増やすことができます。
  • 平らに重ねられるので充填ステーションにおける作業効率が改善します。
  • 引張性が増したことによりフィルム強度が増しました。
  • 卓越した光沢とすぐれた光学/表面品質を示します。

Pentapharm® kpVantage®フィルムは、全世界に提供されており、世界中に広がるkp社の生産工場のネットワークを通して販売されています。

 

Pentapharm® ACLAR® 600 フィルム

Pentapharm® ACLAR® PA 600/02フィルムは、PVCにACLAR®をラミネート加工したフィルムで、Pentapharm® ACLAR®系製品群での中で最も防湿性が高いです。このフィルムは、これまで一番厚かったACLAR® UltRx4000よりも50%厚い152ミクロンのACLAR® UltRx6000にPVCをラミネートしております。防湿度はPentapharm® ACLAR® PA400よりも50%高いです。経口剤や、パウダー製剤 処方薬、OTCやジェネリック製剤、製剤見本など 多種多様な医薬品および超、超高性能の防湿層を必要とする栄養補助食品の包装に最適です。

  • 既存の標準的な成形機・充填機・シール機といった包装ラインと工具ですぐれた機械加工性を示します。
  • 一般的なビニル製蓋材にシール可能
  • 透明であり黄変しません。

Pentapharm® ACLAR® 600 フィルム を用いれば非ポリマー性超高性能バリアの他のフィルムに比較してパッケージあたりの必要材料と総経費が少なく小型で加工できるので、費用対効果の向上につながります。

※ACLAR®はHoneywell International Inc.の登録商標です。

Pentapharm® kpMax® フィルム

ACLAR®フィルムとPVdCコーティングを組み合わせることにより、ACLAR®またはPVdCのみを使用する時よりもはるかに上回る現時点で最高の防湿度と酸素バリアをもつフィルムができました。

PVC/PVdC/ACLAR®/PVCで構成される4層構造です。

超高度の防湿性および酸素バリアを必要とする繊細な固形製剤のために設計されました。

PVCが接触層なので特殊な工具や高価な装置は必要せず、需要の多い用途に適切です。

完全に平らに置けるため標準的な成形・充填・シールの包装工程において、すぐれた機械加工性を示すように設計されました。

透明または不透明なフィルムが利用可能であり、ACLAR®層は貴社のバリアの必要条件を満たすように選択できます。

Pentapharm® kpMax® S04 フィルムは、固形製剤および栄養補助食品用に、透明で小型であり、また超高性能防御特性を有するパッケージを必要とする製品に最適です。

※ACLAR®はHoneywell International Inc.の登録商標です。

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Pentapharm® ACLAR® G04 フィルム

この4層構造のフィルムは、PVC/EVOH-PE/ACLAR®/PVCで構成されており、従来のPentapharm® ACLAR®構造では実現不可能であった超高度の酸素バリアを示します。

  • 超高度の防湿および酸素バリアを必要とする感受性の高い固形製剤のために設計しました。
  • PVCが接触層なので特殊な工具や高額な装置は必要としません。
  • 完全に平らに置けて標準的な成形・充填・シールの包装工程ですぐれた機械加工性を示すように設計されました。
  • 透明または不透明なフィルムが利用可能であり、ACLAR®層は貴社が求めるバリア条件を満たすように選択できます。
  • PTPシートが直接紫外線に曝されるような場所での使用に適しています。

Pentapharm® ACLAR® G04 フィルム は、固形製剤や栄養補助食品のPTPパック用に、透明で小型のパッケージの中で、特に超高度のバリア特性を必要とする製品に最適です。

※ACLAR®はHoneywell International Inc.の登録商標です。

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Pentapharm® BlisterPro®

このコンピューターシミュレーションプログラムにより、PTPポケットの熱成形に対して成分の有限要素解析を導入することができます。プログラムは、層厚分布、表面面積および 熱成形したPTPポケットの透過性を試算いたします。この試算を参考にして、パッケージの設計者は、PTPシートの最適な形と必要なバリア性を設計することができます。パッケージ設計者、技術者、エンジニアは既存のパッケージや新規パッケージの様々な計画にプログラムを利用することができます。

実際に実験を開始する前に、工具形状、フィルムの種類,作業工程の条件の影響を調査できます。

  • 既存の工具やフィルムに関して、バリア性の改善や最適化を試算いたします。制約条件に取り組みつつ原因と結果の理解につながります。
  • 必要な制約条件とブリスターパックの形状とバリア性の要件を考慮しながら熱成形されたPTPポケットとブリスターマシンの配置双方の選択肢の幅を広げます。
  • 層厚分布の計算は圧空成形とプラグアシスト熱成形のいずれに適用しても10%よりも高い精度で実測値を試算致します。
  • フィルム選択の助けとなり、包装事業のサポートを致します。

 

医療器具包装のためのPentamed®フィルム

ブリスターパック用フィルム

photo04Pentamed® kp社は医療器具包装用に種類豊富なラインナップをお届けいたします。様々な種類のモノポリマーやマルチポリマーの硬質フィルムの中からお客様の製品に適するものを 選択して頂けます。弊社の製品群にお客様のニーズに合ったフィルムがない場合は、弊社のエンジニアが特注のフィルム構成を設計します。

医療従事者が医療器具の包装を開封するとき、医療品は完璧な状態でなければなりません。そのために極めて強くて衝撃抵抗性の高いフィルムが必要であり、あらゆる危険、物理的、機械的および環境からの危険に対して医療品を保護しなければなりません。

  • PVC, PETG, GAG-PET (GPETG), APET, A/MA/B, HIPS, ポリプロピレン, PET/PE (peel and non-peel)
  • 標準から超高度まで幅広い範囲にわたり防湿および酸素バリア特性を示します。
  • 様々な種類の蓋材にシールできます。
  • 幅広い種類の滅菌方法が利用できます(エチレンオキサイドガス、ガンマ線、電子線および蒸気)
  • 卓越した透明度
  • シリコーン分枝構造をもちません。
  • 圧伸熱成形に適した特性
  • ポンド・キロあたりの歩留りがよく、経費の削減ができます。
  • 滑らかな切断を可能にするフィルムによって切断刃の磨耗が軽減し、作動可能時間を増やすことができます。
  • 標準的な成形機・充填機・シール機でも高い生産効率を得られます。
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